近年、核家族化に伴う高齢者の夫婦二人暮らし、単独世帯が急増し、地域社会での人間関係は希薄化が進んでいます。それに伴い、葬儀における会葬者がここ数年で半減するなど、葬儀に対する価値観が多様化し、小規模葬又は家族葬を希望されるご家族が急激に増加しています。
家族葬は、規模の大小に関係なく、お葬式自体の流れは一般の葬儀と何ら変わるところはありませんが、一番の特徴は、家族及び故人と親しい参列者が故人とのお別れの時間を大切にする葬儀であるという点です。
一般のお葬式では、参列者に気を遣うことが多く、故人との別れがゆっくりできないということが往々にしてあります。
当社は、家族葬のあるべき姿を「故人が主役」「故人との思い出を共有する葬儀」と考え、故人への
「想い」を深めることから「家族想」と捉え、ご家族の皆様が故人を偲び、共に故人との想い出について語り合える環境を整えるために「想い出」コーナーの充実に努めています。
故人の写真や故人が親しまれた音楽などを取り入れたDVDを作成し、34インチのモニターでスライドショーをご覧いただけます。
また、「想い出」コーナーでは、故人の趣味に関する作品や遺品の展示、足跡を記すなど、故人が主役の最後のお別れにふさわしい儀式の創造に日夜取り組んでいます。
お葬式に関する価値観の変化と共に、祭壇の飾り付けに対する考え方も大きく様変わりしています。旧来の伝統的な白木祭壇から故人が生前好まれたお花を取り入れた花祭壇等・・・
あおいホールやよい坂では、現代祭壇の最高峰ともいわれているシルバーオーク祭壇を中式場に
取り入れています。
シルバーオーク祭壇は幅4m70cmと大きく、優美なホワイト証明に際立つ黒木目とシルバーの装飾がセンシティブな空間を創出しています。
シルバーオーク祭壇は私どもが考える「家族想」に最もふさわしい物として取り入れてみました。洋花での装飾は、故人を偲ぶに最もふさわしく、より一層美しいものに仕上げてくれます。